令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

シールドトンネル (1)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 III-1 (幸町北4号館 411講義室)

座長:松井 宏樹(パシフィックコンサルタンツ)

[III-24] 供用開始後30年以上経過した鉄道用シールドトンネルにおけるセグメント測定

*本田 諭1、小泉 秀之1、堤 直之1、清水 満2、加藤 教吉3 (1. 東日本旅客鉄道、2. JR東日本コンサルタンツ、3. 日本シビックコンサルタント)

キーワード:シールドトンネル、作用、長期計測

シールドトンネルの設計では、トンネルに作用する土圧、水圧を設定することが重要であるが、現時点で長期的な実測データが乏しいため、設計内容と比較検証した事例は少ない。JR東日本では、東北新幹線の上野第二トンネルにおいて、定期的な地山荷重およびセグメントの計測を実施してきた。その結果、周辺の地下水位の上昇に伴う水圧の上昇が見られるものの、有効土圧はほぼ変化ないことが確認できた。本稿では、供用開始から約33年経過した時点における計測結果について報告する。

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