地盤材料・一般／土質安定処理・地盤改良 (5)

[III-241] Determination of Allophane and Amorphous Inorganics for Soil Improvement at Construction Site

*吉田 宗久¹、北村 敏也¹、作原 陽一¹ (1. 奥村組土木興業)

Keywords:Soil improvement, Scoria, Allophane, Valcanic coarse-gtained soil, Hexavalent chromium

火山灰質粗粒土でセメント系固化材を用いた地盤改良を行うとCr(VI)が基準超過する場合があり，アロフェン等の非晶質粘土鉱物の含有が原因であることが知られている．地盤改良の計画においてCr(VI)の溶出可能性の確認や固化材の選定に対応するため，アロフェン等の含有率を現場で迅速に判定する方法を検討した．官能試験であるアロフェンテストの結果を画像処理により数値化することで，対象土壌の粘土分に含まれるアロフェン含有率を推定する．模擬土を用いた検討でアロフェン等の含有率が推定できることを確認した．