[III-245] 脈状地盤改良工法による北千住駅付近の液状化対策 施工および品質確認
キーワード:液状化対策、脈状改良、斜め施工
地盤の液状化は鉄道構造物の安全性および列車の走行性に大きく影響を与えるため、薬液注入による地盤改良により液状化対策されることが多い。しかし、現在の薬液注入工法による液状化対策は高改良率で改良することが多く、コスト高が問題となっている。そこで、動的に薬液注入を行うことで、地盤内に脈状の改良体を作成し、低改良率で効率的に液状化被害の軽減が可能な脈状地盤改良工法の開発を進めており、これまでに液状化対策効果の確認や品質管理手法、自然地盤に対する施工性の検討等を行ってきた。本報告では、実際に運行している鉄道路線の直下において脈状地盤改良を実施した。その結果、液状化の程度を無視できるレベルまで低減出来た。
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