[III-257] NMM-DDAを用いた城郭石垣の構造条件に関するパラメータスタディ
キーワード:城郭石垣、直下型地震、NMM-DDA、マニフォールド法、不連続変形法、地震応答解析
日本各地の城郭石垣は,地震によって変状や崩落等の被害にさらされてきた.このような城郭石垣の地震時崩壊メカニズムの解明を目的として,著者らのグループは2016年熊本地震の後,実地調査や振動台実験,数値解析による検討を進めている.本論文では,崩壊挙動に及ぼす城郭石垣の構造条件の影響の把握を目的とした,マニフォールド法-不連続変形法連成解析(NMM-DDA)を用いた数値パラメトリックスタディについて紹介した.本検討により,石積みの高さが増すことで耐震安定性が幾らか低下することや,崩壊モードが変化することが明らかになった.
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