[III-260] サクションアンカーの繰返し牽引挙動に関する遠心模型実験
キーワード:浮体係留、サクションアンカー、繰返し荷重、遠心模型実験
波浪による繰返し荷重の作用に対する砂質地盤中のサクションアンカー挙動の検討を目的として、遠心模型実験を実施した.実験では約150Nの初期張力を作用させた後、周期1秒で4分間の変動張力の負荷と1分間の定張力作用を3回繰り返した.各繰返しステージでは経過時間(繰返し回数)の増大とともに変位は増大するが,変位蓄積速度は徐々に低下するとともに、アンカー天端内部や下端部での水圧の変動振幅は減衰した。繰返し負荷によるアンカーの姿勢挙動は定速度単調牽引によるアンカー姿勢挙動と概ね同様であった。
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