[III-263] 道路土工と舗装の一体型診断に基づいた長寿命化修繕への試み
キーワード:道路土工、舗装、長寿命化、修繕
南知多道路下り線土工区間の一部において舗装修繕が平成29年に実施された。本研究は、修繕された道路舗装において、FWD試験を併用した舗装と盛土構造の点検・診断技術により性能を評価することで、修繕効果や劣化原因に基づく今後の舗装の劣化予測を行うことを目的とした。現場計測により、盛土構造と路面健全性に良好な相関が見られることが明らかになった。盛土の深部情報は、維持管理上重要なデータとなりうる。また、路線後半部分は人為的な土質安定処理の痕跡を想起させるが、そのような処理を施した箇所が長年に渡って路面の健全性を保っていることは、今後の維持管理補修手法を考えるうえで、極めて重要な知見といえる。
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