令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

トンネル (2)

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 III-1 (幸町北4号館 411講義室)

座長:芥川 真一(神戸大学)

[III-265] トンネル施工中における省力型三次元電気探査の試行

*土田 隆史1、兼松 亮1、小塩 崇之1、竹内 睦雄2、竹中 勇二2 (1. 飛島建設、2. ダイエーコンサルタント)

キーワード:省力型三次元電気探査

電気探査は地盤の比抵抗分布を調べ、地下水や地質分布を推定する地盤調査技術である。トンネルの事前調査では二次元電気探査が用いられることが多く、地質境界や破砕帯、帯水層を推定する目的で活用されている。三次元電気探査が用いられることもあるが、探査、解析に多大な時間や費用を要することから、適用事例は極めて少ない。しかし、探査精度を確保したうえで三次元電気探査の左記の問題点を解決する「省力型三次元電気探査」が近年開発され、数例の適用事例が報告されている。今回、小土被りが連続するトンネル工事で省力型三次元電気探査を試行し、事前のボーリング調査で把握しきれない三次元地質分布や帯水分布の調査に活用した。

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