[III-274] 石灰石鉱山における高精度秒時電子雷管を使用した制御発破の実績
キーワード:電子雷管、振動速度計、石灰岩
大船渡鉱山では,次期鉱区開発のために,ベルトコンベア用のトンネルを掘削している。本報は,新規トンネルと既設の石灰石破砕室の接続部において,高精度秒時電子雷管を使用した,発破掘削の実績を示す。
実施過程において,次の事柄が明らかになった。
・単発発破試験において複数の波が観測されたため,波の相殺による効果的な振動の低減を実施することができなかった。これは,岩盤の硬さや既設空間からの振動の反射の影響を受けている可能性が考えられた。
・高精度秒時電子雷管を使用することにより,本施工では振動レベルから振動速度に変換する一般式よりも4dB相当の低減が確認できた。
実施過程において,次の事柄が明らかになった。
・単発発破試験において複数の波が観測されたため,波の相殺による効果的な振動の低減を実施することができなかった。これは,岩盤の硬さや既設空間からの振動の反射の影響を受けている可能性が考えられた。
・高精度秒時電子雷管を使用することにより,本施工では振動レベルから振動速度に変換する一般式よりも4dB相当の低減が確認できた。
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。