[III-285] ドローンを利用した空中電磁探査によるトンネルの地質調査
キーワード:山岳トンネル、地質調査、空中電磁探査法、ドローン
山岳トンネルの施工に際しては、事前に地山の湧水分布や低速度帯を含む脆弱箇所の地質状況を把握して、支保パターンや補助工法の選定を行うことが重要である。そこで、ドローンを利用した地表ソース型空中電磁探査法により地質調査を実施した。この結果より、トンネル周辺地域の3次元の地山状況と地下水状況が概ね把握でき、比抵抗値の低い粘土状・土砂状の低速度帯の存在も把握出来た。ドローンによる空中電磁探査法は小型軽量で短時間に高精度測定が行え、継続的な繰り返しの比較調査も可能である。解析結果の3次元の評価も可能であることからCIMへの積極的な適用など、今後の利用が望まれる。
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