令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

トンネル (4)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 III-1 (幸町北4号館 411講義室)

座長:瀬谷 正巳(佐藤工業)

[III-286] 先進ボーリング孔沿いの連続的なひずみ量によるトンネル変位量の試算と実変位量の比較例

*岡崎 健治1、倉橋 稔幸1、亀村 勝美2、村山 秀幸3 (1. 土木研究所寒地土木研究所、2. 深田地質研究所、3. フジタ)

キーワード:トンネル、先進ボーリング調査、弾性係数、ひずみ、変位量

トンネル施工時には,切羽面から前方の地山方向へ水平ボーリング調査が行われる場合があり,そのコアによる室内試験,孔内での原位置試験の結果から地山等級が見直しされている.このようなトンネル掘削前の調査試験から,より精度良い地山分類や施工のための情報の取得が重要である.本稿では,トンネル施工時のデータを用いて,切羽前方におけるボーリング孔に沿った連続的な原位置の弾性係数と切羽前方の地山のひずみ量を求め,その値に基づいたトンネル掘削に伴う変位量を試算し,実際のトンネル掘削後に計測された変位量との関係を比較分析したので,その結果について述べる.

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