令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

トンネル (5)

2019年9月5日(木) 14:25 〜 15:55 III-1 (幸町北4号館 411講義室)

座長:崔 瑛(横浜国立大学)

[III-288] 供用中トンネルの盤膨れ地質状況の把握

*國村 省吾1、加藤 真一2、櫻井 孝3、奥井 裕三1、工藤 優衣1、桑島 滉1 (1. 応用地質株式会社、2. 東日本高速道路株式会社、3. ネクスコ・エンジニアリング新潟)

キーワード:盤膨れ、トンネル、地質調査、対策設計、対策工

供用中のトンネルで盤膨れが確認された場合に,その原因推定や変状の進行性確認と対策検討のために現地調査が実施される.特に対策検討のために,地山のゆるみ範囲を把握することが重要である.そのために,調査ボーリングをオールコアで実施し力学特性や物理特性把握のために室内試験を実施したり,ボーリング孔に地中変位計を設置し進行性を把握したりする.本報文では,盤膨れが顕在化した完成後30年経過したトンネルで対策検討のために実施した地質調査の結果について報告するとともに,対策工設計のための数値解析検討を実施した.

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