[III-292] 現場状況に応じた路盤部ロックボルトの仕様変更に関する解析的検討
キーワード:山岳トンネル、路盤隆起、ロックボルト、地震、鉄道
矢板工法で建設された複線断面の山岳トンネルのりょう盤構造の区間において,東北地方太平洋沖地震により路盤の隆起や内空断面の縮小といった被害が発生した.同種被害の防止を目的に,条件が類似するトンネルに対して地震対策を検討している.対策は,路盤部への下向きのロックボルトを主としているが,施工箇所によっては対策の仕様が標準的なものでは困難となることが想定される.本稿では現場状況に応じて路盤部ロックボルトの配置や径などの仕様を標準的なものから変更し,代替方法を数値解析により検討する.
検討の結果,路盤部ロックボルトは,トンネル横断方向および長手方向バランスよく配置することが肝要であることがわかった.
検討の結果,路盤部ロックボルトは,トンネル横断方向および長手方向バランスよく配置することが肝要であることがわかった.
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