[III-30] フィルダム堤体改修における堤体の強度パラメータのN値による推定
キーワード:標準貫入試験、強度パラメータ、堤体改修
老朽化したフィルダムやため池の堤体改修では、既設堤体あるいは改修後堤体の安定性評価のための安定計算に既設堤体の強度パラメータが必要であり、これは標準貫入試験(SPT試験)によるN値により推定されるか、不撹乱供試体の三軸圧縮試験により直接求められる。三軸圧縮試験によるものは正確であるものの、実施数が経済的に限定され、堤体全体の平均的な値を得るには不十分な場合が多い。このため、N値による推定が重要となる。本稿は堤体改修を実施したフィルダムにおけるSPT試験によるN値と不撹乱供試体の三軸圧縮試験による強度パラメータの比較から、N値による強度パラメータの推定式を提案するものである。
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