[III-312] 砂の種類や供試体作製方法の違いが動的変形特性に与える影響
キーワード:砂質土、動的変形特性、粒子形状、供試体作製、顕微鏡写真
土の力学特性は粒子形状や供試体の作製方法などの影響を受けるため,力学特性を評価する上で,それらがどのように影響するかを把握することが重要である。本報告では,粒子形状が異なる3種類の砂に対して,静的締固め法と空中落下法で作製した供試体を用いて実施した繰返し三軸試験(以下,動的変形試験と呼ぶ)結果をもとに,粒子形状や供試体作製方法の違いが動的変形特性に与える影響について述べる。その結果,Dr=50%では,1)空中落下法の方が,ひずみ依存性がより顕著に現れること,2)丸みを帯びた粒子の方がひずみ依存性が大きい傾向を示すことがわかった。
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