令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

砂の変形・強度

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 III-2 (幸町北4号館 412講義室)

座長:橋本 隆雄(国士舘大学)

[III-313] 粒子構造と粒子形状がひずみの発達過程と損失エネルギーに及ぼす影響

*出野 智之1、原田 健二1、矢部 浩史1、江副 哲1、日下部 真佑1 (1. 株式会社不動手テトラ)

キーワード:粒子構造、粒子形状、損失エネルギー

締固め砂杭工法による砂質土の杭間の液状化強度の増加には、貫入・造成過程の施工時のせん断履歴が深く関わっており、この概要としては、繰返しせん断に伴う土粒子構造の形成が考えられている。この土粒子構造の要因がひずみの発達と損失エネルギーに及ぼす影響を定量的に把握する目的で2種類の粒度分布が同じで粒子形状の異なる砂について異なる試料作製方法(空中落下法。打撃による締固め)で繰返し三軸試験を実施した。その結果、供試体作製方法では打撃による締固め、粒子形状では角張ったもののほうが、損失エネルギーが大きいことを示した。

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