令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

岩の工学的性質

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 III-2 (幸町北4号館 412講義室)

座長:小熊 登(前田建設工業)

[III-315] 鉱物分布・組成を考慮した岩石のき裂発生・進展解析手法の提案

*伊澤 正悟1、緒方 奨1、安原 英明2、木下 尚樹2、岸田 潔1 (1. 京都大学大学院工学研究科、2. 愛媛大学大学院理工学研究科)

キーワード:花崗岩、鉱物分布・組成、圧裂引張試験、損傷理論、き裂発生・進展、引張破壊

高レベル放射性廃棄物の地層処分にあたり,岩盤のき裂発生・進展挙動を数値解析的に予測する手法の確立が求められている.本研究では,岩石の不均質性として鉱物分布・組成を考慮し,き裂発生・進展を伴う岩石の破壊挙動をモデル化する手法を提案した.そして実施した花崗岩の圧裂引張試験の結果と提案手法を用いた再現解析結果の比較から,妥当性および性能の検証を行った.鉱物分布・組成を考慮して作成した数値解析モデルによって,応力―ひずみ曲線およびき裂発生・進展挙動について圧裂引張試験の結果を精度良く再現することができ,提案手法の妥当性を確認できた.

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