Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第III部門

凍結・凍土

Thu. Sep 5, 2019 2:25 PM - 3:55 PM III-2 (幸町北4号館 412講義室)

座長:髙野 保英(近畿大学)

[III-325] Basic study to consider the engineering properties of saturated fine-grained soil from freezing test

*塚本 光祐1、伊藤 譲1 (1. 摂南大学)

飽和細粒土は土粒子と間隙水のみから構成されている.土粒子表面に近い間隙水の状態は土粒子の表面力の影響を強く受けている.したがって,細粒土の間隙水は土の表面力の影響を受ける吸着水と影響を受けない自由水に大別される.しかし,土粒子表面からの距離に応じて吸着力が弱くなるため,それらの境界は明確ではない.一方,凍結試験を行うと土質に応じて氷点 下において液体状態で存在する間隙水の量が異なることは古くから知られていた.そこで,従来は不凍水量を測定することで細粒土の工学的性質との関係を検討してきた.本研究では細粒土の間隙水量の測定を載荷状態で行い,工学的性質との関係を明らかにする.

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