凍結・凍土

[III-327] The interpretation of the relationship between unconfined compression yield strength , fine fraction content and dry density for frozen soils

*田口 翔大¹、吉田 輝¹、辻 良祐¹、相馬 啓²、長田 友里恵²、西村 聡³ (1. 鹿島建設株式会社、2. ケミカルグラウト、3. 北海道大学)

Keywords:The artificial ground freezing, fine fraction content, dry density

結工法は，その高い安全性と止水性から高水圧下の掘削防護工として必要不可欠の技術であり，これまで多くの現場に適用されてきた．凍結工法における凍土の設計強度は砂または粘性土の標準値が用いられることが多いが，両者の中間的な土質材料については利用可能なデータが少ない．そこで筆者らは，各種地盤材料を対象として，体系的な凍土試験を行うことで凍土物性値のデータベース化を進めており，その検討の一環として凍土の強度に対する影響因子の検討を行っている．本報では，凍土の強度特性への細粒分含有率（以下，F_cとする）と乾燥密度（以下，ρ_dとする）の影響について検討したので報告する．