[III-43] 液状化地盤へのパイルドラフト基礎の適用性に関する一考察
キーワード:遠心模型実験、液状化、パイルドラフト
本研究では非液状化層を含む層厚約10mの液状化地盤でのパイルドラフト基礎を有する石油タンクの地震時挙動の把握を目的として遠心模型実験を行ってきた.
本実験の結果,液状化程度(PL値)が小さなうちは,パイルドラフト基礎の沈下抑制効果が期待できるが,液状化程度が大きくなると杭の効果が消滅し,スラブ基礎に比べると相対的に大きな沈下が生じる可能性があること,また,杭先端部分の密な砂地盤の効果は限定的となる場合があることを確認した.
本実験の結果,液状化程度(PL値)が小さなうちは,パイルドラフト基礎の沈下抑制効果が期待できるが,液状化程度が大きくなると杭の効果が消滅し,スラブ基礎に比べると相対的に大きな沈下が生じる可能性があること,また,杭先端部分の密な砂地盤の効果は限定的となる場合があることを確認した.
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