[III-440] 復興資材と粘土・シルト系土質材料の放射線遮蔽性能の比較
キーワード:復興資材、放射線遮蔽、覆土
2011年の福島第一原子力発電所事故により発生した放射性廃棄物の一部は、覆土式一時保管施設で保管されている。当該施設の覆土材には、放射線遮蔽性能が求められる。著者らは、当該施設の覆土材に東日本大震災で発生した災害廃棄物から生成された復興資材を活用することを考えた。本研究では、復興資材の放射線遮蔽性能を評価するために、放射線遮蔽実験を行い、その結果をクレーサンドとDLクレーと比較した。その結果、復興資材のガンマ線遮蔽性能はクレーサンドとDLクレーと同等の性能を有することが確認された。また、中性子線遮蔽性能に関しては、クレーサンドとDLクレーよりも低いことが確認された。
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