[III-444] 微粒フェロニッケルスラグの土工材料としての有効利用に関する研究 (その3) 現地造成地盤の諸物性に関する検討
キーワード:微粒フェロニッケルスラグ、現場締固め、現地計測、コーン指数、CBR、K30
(その2)に引き続き、BFNSを土工材料として有効利用する際の参考データを収集する目的で、幾つかの現地造成地盤の諸物性を計測した。4種類の地盤の強度(コーン指数やN値、CBR等)は、造成方法により異なる密度・含水比状態に対応した値を取っており、適切な転圧管理を行うことにより、造成地盤として十分な物性を確保可能であることが明らかとなった。なお、陸上堆積場とSL広場は造成後数年から20年以上が経過しているが、これら経年地盤には表層付近において特徴的な強度の増加が認められ,そのメカニズムの解明は今後の課題として残されている。
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