Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第III部門

廃棄物・リサイクル (2)

Thu. Sep 5, 2019 10:25 AM - 11:55 AM III-3 (幸町北4号館 413講義室)

座長:伊藤 圭二郎(鹿島建設株式会社 技術研究所)

[III-448] Applicability of crushed tile as backfill material

*森河 由紀弘1、佐藤 智範1、前田 健一1、神谷 彦二2、進藤 祐造3 (1. 名古屋工業大学、2. 愛知県陶器瓦工業組合、3. 神谷建設株式会社)

Keywords:Recycle, Backfill material, Earth pressure, Crushed tile

本研究では,粘土瓦を細かく砕いた破砕瓦の利活用について検討しており,今日までに破砕瓦は安全性,軽量性,摩擦性,排水性などが高い地盤材料であることが明らかとなっている.そこで,本稿では実物大の実験による裏込め材としての適用性について報告を行う.検討の結果,鉛直荷重が作用した場合の影響範囲(鉛直土圧が増加する範囲)は,破砕瓦と再生砕石(RC-40)はほぼ同様であり,荷重分散角は従来の設計値通り概ね30°~35°程度であった.一方で,埋立て直後における水平土圧分布は破砕瓦と再生砕石はほぼ同様であったが,上載荷重が作用した場合では破砕瓦の水平土圧増分は約1/3程度に低減できることが分かった.

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