[III-454] 路盤陥没の発生メカニズムに関する基礎的研究
キーワード:陥没、繰返し荷重、模型実験
JR東日本では,平成15年度から平成29年度にかけて年間約30件の路盤陥没の事象が発生している.主な発生原因として,線路下横断管路の破損に起因するものなどがある.そこで当社では,管の内視鏡検査や線路下空洞探査により変状を把握し,計画的な修繕を実施している.しかしながら,周辺に構造物がなく,明確な流出先が認められない場合など,陥没の発生メカニズムが明らかになっていないものがあり,維持管理に苦慮している.そこで本研究では2層地盤モデルによる小型土槽模型に繰返し荷重を載荷し,給排水を行うことで陥没の発生メカニズムを把握することを試みた.
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