令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤の応力と変形

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 III-3 (幸町北4号館 413講義室)

座長:荒木 裕行(香川大学)

[III-466] 球体粒子を用いた三次元個別要素法による再液状化解析

*森本 時生1、大坪 正英2、古関 潤一1 (1. 東京大学大学院社会基盤学専攻、2. 東京大学生産技術研究所)

キーワード:液状化、再液状化、個別要素法、DEM、接触点数、せん断履歴

2010-2011年カンタベリ地震や2011年東北地方太平洋沖地震において, 同一地盤が複数回液状化する再液状化現象の報告がなされた.この背景から, 地震動によるせん断履歴が砂の液状化強度に及ぼす影響に関する研究のニーズが近年再び高まっている. 室内試験における検討は古くからおこなわれてきたが, 依然そうした液状化強度の変化の微視的理解に至っていない. そこで本研究では粒状体の微視的構造に着目できる三次元個別要素法(DEM)を同様な試験条件を再現した解析を行い, 大きなひずみ履歴を受けた砂は接触点数が少ない不安定な粒子を多く含むことから液状化しやすいことを示した.

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