令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤防災/斜面 (7)

2019年9月5日(木) 08:40 〜 10:10 III-4 (幸町北4号館 415講義室)

座長:蒋 景彩(徳島大学)

[III-470] MA/CA法による土石流シミュレーション・ツールの拡張(その1)

*阿部 峻大1、西村 聡1、北爪 貴史2、佐藤 恭兵2、遠藤 秀祐2、後藤 聡3 (1. ユニック、2. 東電設計、3. 山梨大学大学院)

キーワード:土石流シミュレーション、セルラオートマトン法、マルチエージェント法

2018年7月の西日本豪雨では、非常に広範囲で土石流災害が発生した。今後もこのような大規模災害が発生することが予想されるため、災害規模の予測計算が急がれる。しかし、現在多く用いられる微分方程式を解く方法では解析領域を大きくとることが難しく、また各種条件についてのパラメータ・スタディを行うにも多くの時間が必要になる。そこで、筆者らはセルラオートマトン法及びマルチエージェント法を用いたより軽量なシミュレーション・ツールの開発を行っている。開発状況と、その内容について報告する。

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