Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第III部門

地盤防災/斜面 (7)

Thu. Sep 5, 2019 8:40 AM - 10:10 AM III-4 (幸町北4号館 415講義室)

座長:蒋 景彩(徳島大学)

[III-476] Calculation of groundwater occurring probability using seepage analysis model estimated by data assimilation

*伊藤 真一1、小田 和広2、小泉 圭吾3、酒匂 一成1、西村 美紀3 (1. 鹿児島大学 学術研究院理工学域工学系 海洋土木工学専攻、2. 大阪産業大学 工学部、3. 大阪大学 大学院工学研究科)

Keywords:Data assimilation, Groundwater, Boundary condition

筆者らはこれまでに,1次元浸透流解析におけるモデル底面の境界条件に関するパラメータとして浸透係数βを導入したデータ同化手法を提案し,数値実験と現地計測データを用いたデータ同化を通じて,提案手法の有用性を明らかにした。本研究では,そのような浸透解析モデルに対して様々な降雨を与えて,各時刻の地下水発生確率を算出し,地下水発生に影響の大きい降雨の特徴について考察した。その結果,対象斜面では,地下水位を発生させるためには土壌雨量指数100程度の降雨が必要であること,地下水位の発生には短時間の降雨量の影響が大きいことなどが明らかになった。

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