[III-482] 電子地盤モデルを用いた北千住地区の液状化予測時の深度低減係数と微地形の関係
キーワード：電子地盤モデル、液状化判定、簡易法、低減係数、微地形
液状化ハザードマップ高度化のため，東京都足立区北千住地区を研究対象とし，異なるメッシュサイズの電子地盤モデルを用いた液状化判定を行なってきた．本研究では，５０ｍメッシュの電子地盤モデルを用いて，FL法による液状化予測時のせん断応力比Lの算定に用いられている深さ方向の低減係数γdについて検討を行った．液状化強度比Rは細粒分を考慮した補正式より求め，せん断応力比Lは，地震応答解析結果を用いる詳細法と，最大加速度を用いる簡易法 の２通りで求めた．その結果，低減係数γdを用いた簡易法による液状化判定は，東京湾北部地震想定地震波に対して安全側に評価する傾向にあること及び各微地形で特徴を持つことがわかった．
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