令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤防災/リスクマネジメント

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 III-4 (幸町北4号館 415講義室)

座長:山中 光一(日本大学)

[III-483] 土粒子密度の大きな鉱さい地盤の液状化検討

*笠井 悟1、中村 宏2、油谷 彬博2、蓮見 亮2、柏木 司1 (1. JR東日本コンサルタンツ、2. 東日本旅客鉄道)

キーワード:鉱さい、土粒子密度、液状化

JR東日本では,首都直下地震に備えた盛土の耐震補強を順次進めており,支持地盤に液状化層が存在する場合は液状化判定を行い,その結果を踏まえ適宜対応を行っている.当箇所の盛土支持地盤に液状化層があり,そこに土粒子密度の大きい鉱さいが分布していた.なお,鉱さいは人工地盤の一種で液状化しやすい知見がある.本稿では,液状化層の物理試験および繰返し三軸試験(液状化試験)を行いその結果を用いて液状化判定を実施したところ,判定の結果対策の指標となるPL>5となったため,液状化対策を行った事例を紹介する.

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