令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤の動的挙動 (2)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 III-2 (幸町北4号館 412講義室)

座長:仙頭 紀明(日本大学)

[III-49] リターン型推進による液状化対策地下水位低下工法の開発及び試験施工

*橋本 隆雄1、橋ヶ谷 直之2、金子 恵太3、清水 敏孝4 (1. 国士舘大学、2. アサヒエンジニアリング、3. アートコーポレーション、4. メインマークアクアテック)

キーワード:液状化、地下水位低下工法、推進工法、暗渠、液状化対策、地すべり対策

2011年東日本大震災後の液状化対策としては,茨城県の各地で開削工法による暗渠管埋設が行われた.その後,現在,千葉市美浜区磯辺3・4丁目地区では推進工法による地下水位低下工法による液状化対策工事が行われている.しかし,2016年熊本地震で液状化被害が顕著な熊本市の近見地区から川尻地区の箇所では,旧河川敷の「液状化の帯」と言われる区間で,狭小な道路に多くのライフラインが占有し液状化地区内を道路で囲むことが困難なため有効な液状化対策事業が進んでいない状態にある.そこで,本論文ではリターン型推進による液状化対策地下水位低下工法の開発及び試験施工を行い、実現可能であることが明らかとなった.

講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード