[III-510] 現地発生土を用いる短繊維補強土の侵食実験
キーワード:河川護岸、短繊維補強土、現地発生土、侵食、室内実験
本研究では,河川におけるのり覆工の侵食防止材として,既存の土堤やその背面の土壌・土粒子を主材料として活用した短繊維補強土を想定し,その侵食防止効果を実験により検証した.短繊維補強土の配合は対象土砂の粒度分布から設定した.実験は,長さ5m,幅1m,高さ2mの水槽に1:2のスロープを設け,厚さ5cmに打設・整形した法面に水流を当てて,10日間の経過観測を行った.実験の結果,法面から10 cm離れた箇所の流速が3 m/s以下であれば侵食ず,また材令4ヶ月以上では流速が8 m/s程度となっても侵食されないと推測できた.
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