令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤材料・一般/土質安定処理・地盤改良 (8)

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 III-5 (幸町北4号館 422講義室)

座長:末次 大輔(宮崎大学)

[III-510] 現地発生土を用いる短繊維補強土の侵食実験

*ヘム ラムラヴ1、山崎 智弘1 (1. 東洋建設(株))

キーワード:河川護岸、短繊維補強土、現地発生土、侵食、室内実験

本研究では,河川におけるのり覆工の侵食防止材として,既存の土堤やその背面の土壌・土粒子を主材料として活用した短繊維補強土を想定し,その侵食防止効果を実験により検証した.短繊維補強土の配合は対象土砂の粒度分布から設定した.実験は,長さ5m,幅1m,高さ2mの水槽に1:2のスロープを設け,厚さ5cmに打設・整形した法面に水流を当てて,10日間の経過観測を行った.実験の結果,法面から10 cm離れた箇所の流速が3 m/s以下であれば侵食ず,また材令4ヶ月以上では流速が8 m/s程度となっても侵食されないと推測できた.

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