地盤の性能評価

[III-516] Strength Characteristics of Improvement by Grout Filling in the Void of Gravel Material - Part 3: Evaluation for Large size Speciment

*三枝 弘幸¹、府川 裕史¹、和田 眞郷²、合田 和哉²、小笠原 哲也³ (1. 東亜建設工業、2. 東洋建設、3. 五洋建設)

Keywords:Unconfined compression test, Rubble, Grouting

近年の国際的動向である船舶大型化に伴い，既存係船岸の増深検討事例が増加している．この背景の中，既存捨石マウンドの一部を固化することで，法線位置を変更することなく増深が可能となる工法（以下，増深工法）が開発された．著者らは，捨石マウンドの固化改良体に対して，適切な強度設定や施工管理に必要な強度特性を確認するため，種々の調査を継続的に実施している．本報は，供試体径300mm，高さ600mmの大型固化改良供試体を用いた一軸圧縮試験および割裂引張強度試験を実施したのでその結果を報告するものである．