[III-518] 礫材空隙への可塑状グラウト充填による改良体の強度特性ーその5：潮汐や地震時荷重に対する動的特性
キーワード：捨石マウンド、固化改良、増深、可塑状グラウト、動的特性
既設重力式係船岸の増深工法として，捨石マウンドの一部を注入・固化することで，法線位置を変更せずに増深を可能とする工法が開発された．筆者らは捨石マウンドへ可塑状グラウトを注入・固化した改良体の設計等に必要な強度設定に資する情報や，強度特性を得るため種々の実験を行っている．本報告では，想定断面について試算した潮汐変動や地震時荷重に対する動的特性について，大型供試体(Φ300h600mm)用いて繰返し三軸試験を行い，想定される潮位変化や地震時荷重に対する耐久性を確認した．
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