令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤の動的挙動 (3)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 III-2 (幸町北4号館 412講義室)

座長:中井 健太郎(名古屋大学)

[III-52] 防災対策を考慮した既存盛土の耐震性能向上に関する検討

*渥美 知宏1、細岡 生也1、濱田 吉貞1、松丸 貴樹2、中島 卓哉2 (1. JR西日本、2. 鉄道総合技術研究所)

キーワード:鉄道盛土、のり面工、棒状補強材、耐震

鉄道盛土においては,のり面工や棒状補強材が防災対策として施工されており,これらの効果を耐震設計に反映させることで,より合理的な耐震補強が可能であると考えられる.そこで,盛土耐震補強の標準的なコンセプトとして,のり面工と棒状補強材の組み合わせを考え,盛土模型に降雨作用を与えた上での振動実験を行った.その結果,のり面工と棒状補強材の相互定着による安定性向上が,耐震性能の向上に寄与することが示唆された.

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