令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

現場計測 (2)

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 III-5 (幸町北4号館 422講義室)

座長:美馬 健二((有)太田ジオリサーチ)

[III-533] 大阪市舞洲における地盤調査(その1:ボーリング調査結果)

*大島 昭彦1、安田 賢吾1、前田 直也2、杉原 普作2、佐藤 達哉3、山口 徹3、河合 祐藏4、中村 茂行4、中曽 康壽5、中尾 正喜5 (1. 大阪市立大学大学院、2. 中央開発、3. 三菱重工サーマルシステムズ、4. 大阪市環境局、5. 大阪市立大学複合先端研究機構)

キーワード:現場調査、ボーリング調査、標準貫入試験、密度検層、PS検層、電気検層

大都市が位置する沖積平野の足元には熱的な利用価値が高い帯水層が存在する。帯水層を低価格・大容量の蓄熱槽として活用し,夏の温排熱を冬の暖房に,冬の冷排熱を夏の冷房に利用することで大幅なCO2削減と省エネルギー効果が期待できる。この考えの下,大阪市此花区舞洲で複数帯水層を活用する実証実験を行うことになった。本稿では,深度150mまでのパイロットボーリング調査と各種物理検層(PS検層,密度検層及び電気検層)によって地盤性状を調べた結果を報告する。

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