現場計測 (2)

[III-534] 大阪市舞洲における地盤調査（その２：Ma13層とMa12層の土質特性）

*糟谷 祐多¹、大島 昭彦¹、武野 航大¹、天満 脩平¹、田中 さち¹、段 志磊¹、前田 直也²、杉原 普作² (1. 大阪市立大学、2. 中央開発)

キーワード：現場調査、サンプリング、沖積粘土、洪積粘土、土質特性

大阪市此花区舞洲で複数帯水層を低価格・大容量の蓄熱槽として活用するために，揚水・還水を可能とする熱源井の構築の実証実験を行っている。ただし，揚水・還水によって帯水層の地下水位が変動するため，地盤沈下リスクの回避が必要である。そこで本稿では，舞洲でサンプリングした乱れの少ない試料を用いた土質試験によって沖積粘土Ｍａ１３層及び洪積粘土Ｍａ１２層の土質特性（物理，圧密特性）を詳しく調べた結果を報告する。