[III-538] 盛土地盤における水浸時降伏応力の推定
キーワード:締固め土、締固め曲線、圧縮曲線、応力履歴、降伏応力
盛土施工における品質管理値を合理的に設定するためには、品質管理値と施工後の地盤の力学特性との関連性を明確にしておく必要がある。著者らは、締固め曲線と飽和圧縮曲線を用いて、降伏応力を推定する手法を提案している。その上で、施工後の水浸沈下を防止するためには、得られた降伏応力を用いて水浸時においても盛土全体が過圧密状態になるような品質管理値を設定することが重要であることを指摘している。本稿では、突固め試験結果と圧縮試験結果が得られている過去の文献から、水浸時降伏応力を推定し、塑性指数、最大乾燥密度との相関性の有無について調べた結果を報告している。
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