[III-541] 連続加圧方式による土の保水性試験装置の改善とその適用
キーワード:不飽和土、連続加圧方式、保水性
降雨浸透時の斜面での崩壊を分析、予測するには、地盤の透水・保水に関わる特性を知ることが重要になるが、現状では実験で評価するために非常に長い時間がかかる。そこで簡易的な試験方法として連続加圧方式による保水性試験装置が開発されており、計測精度を保持した上で幅広い試料に対応できるよう試験の改善が求められている。火山灰質粘性土のような透水性が低い試料には、自然界で起こる含水比変化に対応させる必要があり、一方で朝倉地区のまさ土のような透水性が高い試料には、試験方法や試験装置の改良が必要であることがわかった。また、豊浦砂を用いた試験において排水吸水を繰り返すことによる保水性の変化は見られなかった。
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