[III-550] 緩衝材の長期圧密挙動に関する検討(その3)クニゲル®V1とカオリナイトの基本特性の比較
キーワード:ベントナイト、カオリナイト、膨潤圧、透水係数
オーバーパックの自重の作用による緩衝材の長期変形挙動に関しては、従来は粘性的な変形量も含めて時間の経過とともに収束と考えられていたが、緩衝材仕様のベントナイトに対して複数年の圧密試験を行った結果、二次圧密による変形が加速的に増加する傾向が報告されている。著者らはベントナイトの二次圧密加速挙動の現象解明に向け、二次圧密加速挙動の材料依存性を調べるための長期圧密試験を実施している。本報告では、二次圧密加速挙動の材料依存性を調べる際の事前検討として、対象材料に用いるカオリナイトの透水性、膨潤特性、圧密特性といった基本特性を室内試験により把握し、膨潤性粘土のクニゲルV1 の基本特性との相違点を分析した。
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。