[III-57] Elucidation of damage mechanism of Kita River in Miyazaki Prefecture by simple dynamic cone penetration test
Keywords:River levee, sand boil, piping
宮崎県北川の左岸14km付近では過去3年間の出水により、堤内地で著しい噴砂と陥没が繰り返し発生した。特に川坂大橋から下流の約100m地点では、堤防裏法尻から30~50m離れた畑などの堤内地において、集中的に噴砂の発生が確認されている。そこで、同地点において、繰り返し発生した噴砂によって堤体下部が損傷を受けていないかを調べることを目的として、堤内地の噴砂発生箇所周辺および裏法尻下部で貫入試験を実施した。その結果、堤内の噴砂発生箇所では緩み領域が分布していることがわかった。また、噴砂が多数発生した測線では、裏法尻下部に貫入抵抗がほとんどない極めて緩んだ箇所があることが明らかになった。
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