[III-61] 堤体基礎の平均動水勾配と鉛直方向の局所動水勾配の関係
キーワード:堤体敷幅、堤体基礎、平均動水勾配、局所動水勾配、定常流
堤体基礎のパイピングの照査は、飽和・不飽和浸透流解析によって得られる局所動水勾配が0.5未満であることを条件に実施されている。著者らは、パイピング発生のトリガーとして、鉛直方向の局所動水勾配(局所浸透流速の鉛直ベクトル)が影響していることを得てきた1),2)。また、いくつかの定常流解析を行ってきた過程で、水位差を堤体幅で除した平均動水勾配から裏法尻直下の鉛直方向の局所動水勾配を容易に推定することを見いだした。本報告では、外水位が急速に上がることを考慮し、堤体が不透水の場合につての推定法について言及している。
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。