[III-74] 重力探査による越前大野盆地の地下水賦存量の推定に関する研究
キーワード:大野盆地、重力探査、基盤構造、地下水、地下水賦存量、3次元地質構造
福井県大野市(大野盆地)が本研究の対象地域である。大野盆地は地下水に恵まれており、この地下水は、大野市民が生活を送る上で欠かすことのできないものである。しかし、未だにこの地下水賦存量は把握されておらず、この先数十、数百年と利用し続けていくためには、地下水賦存量を推定する必要がある。本研究では、重力探査による解析結果を用いて、帯水層の構造を3次元でモデル化し、地下水賦存量の推定を行う。その結果、大野盆地の地下水賦存量は36.57億m³と推定され、琵琶湖の水量に対し、概ね13.3%の値であることが判明した。
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