令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

透水・浸透 (3)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 III-3 (幸町北4号館 413講義室)

座長:竹下 祐二(岡山大学)

[III-76] 間欠揚水法における土留め壁背面の地下水位低下量に及ぼす透水係数の影響

*原 悠馬1、小林 薫2、本多 顕治郎3、植松 祐亮3、宮﨑 航3 (1. 茨城大学、2. 茨城大学大学院理工学研究科、3. エーバイシー)

キーワード:水位低下工法、浸透流解析、地盤沈下

地下水位を低下させる際,周辺地盤の圧密沈下や井戸枯れが懸念される.従来工法では土留め壁を難透水層に貫入,地盤改良などにより周辺環境への影響の抑制を図るが,経済性や工期面を考慮した場合最適ではない.近年特殊バキュームディープウェル(特殊VDW)工法が注目されており,既往研究より土留め壁背面の地下水位低下抑制効果も確認されているが十分とは言い難い.これを受け原らは,更なる抑制を目指した特殊VDWと新たな揚水管理法(間欠揚水法)を組み合わせた地下水位低下工法を提案した.本研究では,本提案工法を実施工へ適用するため透水係数が土留め壁背面の地下水位低下量に及ぼす影響を数値解析により検証を行った.

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