令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

透水・浸透 (3)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 III-3 (幸町北4号館 413講義室)

座長:竹下 祐二(岡山大学)

[III-77] 石混じり礫盛土による物部川堤防盛土の特性に関する一考察

*李 圭太1、小高 猛司1、石原 雅規2、久保 宣之3、大谷 正彦3、岡林 福好3、長町 剛志3、小林 猛嗣4、岡嶋 義行4 (1. 名城大学、2. 土木研究所、3. 国土交通省四国地方整備局高知河川国道事務所、4. 建設技術研究所)

キーワード:河川堤防盛土、石混じり礫質土、現場密度試験、現場透水試験、物理探査

本研究は破砕された砂岩層を上流部に有し,巨石が点在し,粗礫,粗石も混在している礫質土で築堤された物部川河川堤防において旧堤撤去に伴う堤防開削調査結果により石混じり礫盛土の特性を考察したものである。本調査では粒径を考慮してバックホーにより大型土嚢に採取した試料を用いた全量粒度試験,採取試料の密度を設定するため採取試料容量を水置換法で計測している。あわせて,現場透水試験,物理探査としてS波弾性波探査,電気探査を実施し,ともに高密度解析による断面図を作成している。調査の結果,石混じり礫盛土は緩詰め傾向にあり密度は小さく透水性は大きいことが確認できた。

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