令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤防災/斜面 (2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 III-4 (幸町北4号館 415講義室)

座長:窪島 光志(川崎地質)

[III-93] 弾性波探査に基づく風化した泥岩切土のり面の強度評価 −東名高速道路 吉田地区−

*永田 政司1、菊本 統2、藤原 優3、佐藤 尚弘4 (1. 中日本高速道路株式会社、2. 国立大学法人横浜国立大学、3. 株式会社高速道路総合技術研究所、4. 明治コンサルタント株式会社)

キーワード:切土のり面、泥岩、風化、弾性波探査、一軸圧縮強度

切土のり面の風化進行は,表層崩壊等の不安定化の要因になる場合があるが,その発生機構には未解明な部分が多い。NEXCOが管理する高速道路では,切土のり面の風化機構を明らかにし,健全性を評価することを目的として,全国96箇所の切土のり面に対し,施工完了時から弾性波探査などの調査を継続的に行なっている。また,これらのうち約50年間の計測データを蓄積した東名高速道路の切土のり面において調査ボーリングを実施し,風化の実態を確認している。本論では,これらの調査結果をもとに,弾性波探査の結果から切土のり面の安定を評価することを目的として,弾性波伝播速度(P波)と地盤強度の関係について検討した内容を述べる。

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