令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤防災/斜面 (2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 III-4 (幸町北4号館 415講義室)

座長:窪島 光志(川崎地質)

[III-96] RTK-GNSS測位による常時の法面変位の計測値の評価

*藤原 優1、横田 聖哉1、久田 裕文1、武石 朗2、飯島 功一郎2、江川 真史2、室井 翔太2 (1. 株式会社高速道路総合技術研究所、2. 国際航業株式会社)

キーワード:RTK-GNSS、法面、変位、計測、高速道路、管理基準値

道路法面で変状の進行が確認された場合,観測強化や対策の検討などの判断に対して,法面変位の管理基準値が用いられている。最近では,地表面の移動量と方向を3次元的に把握できるGNSS測位による計測技術があるものの,管理基準値に対する適用性について十分な検証が行われていない。本論は,変状の発生した供用中の高速道路法面に対して,新しいRTK-GNSS測位による変位計測システムを用いた観測を行い,管理基準値を目安に常時の法面監視への適用性について検証した。

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