[III-99] 粘土質の切土のり面崩壊部の地盤伸縮計における異常挙動に関する一考察 ~平成30年7月豪雨ののり面災害に起因した動態観測~
キーワード:のり面崩壊、伸縮計、動態観測
平成30年7月豪雨により高速道路周辺で年間降水量の1/3に相当する500mm前後の降雨があり、200箇所を超える土石流や切土及び盛土のり面災害が発生した。この災害により、崩壊した切土・盛土のり面における二次的被災発生の予防対策として、崩壊しているのり面にさらなる変異が発生した場合、直ちに道路管理者の携帯電話等へ通報でき通行止め等の検討ができるよう、本災害発生直後にリアルタイムで観測可能な地盤伸縮計を6箇所16側線設置し動態観測を行った。本報文は、この伸縮計の挙動に関し、現時点では通行止めに至る挙動は発生しなかったが、一部で特異な挙動を示したものがあり、その原因を調査して考察したものである。
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