[IV-08] Feasibility study on demographic analysis based on spatial distributions
Keywords:Compact Plus Network, Demographics, Advance Standard Distance, Spatial autocorrelation analysis
我が国は,「コンパクト・プラス・ネットワーク」の施策の下で,都市の構造を変化させていく途上にある.現状での課題でもある「都市のスポンジ化」にも対応していく必要があり,人口分布そのものを空間的に分析していくことが望まれている.我々はこれまで,誘導区域の中心となる鉄道駅に着目し,標準距離を中心点への集約度を表すよう改変した改良型標準距離を用いて人口動態の把握を試みてきた.一方で,合計値としての人口分布の集約度は扱ってきたものの,空間的なばらつきについては検討の余地が残されていた.本研究では,空間的自己相関分析を応用した分析手法の適用を試み,人口動態の空間的な把握が可能であるか否かを検証した.
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