令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

リモートセンシング (2)

2019年9月5日(木) 16:10 〜 17:40 IV-1 (幸町北4号館 428講義室)

座長:須崎 純一(京都大学)

[IV-102] UAV搭載型レーザスキャナの精度に関する基礎的な考察

*中野 一也1、鈴木 英夫1、田中 芳薫1、早川 健太郎2、黒台 昌弘2 (1. 朝日航洋(株)、2. (株)安藤・間)

キーワード:i-Construction、UAV搭載型レーザスキャナ、精度評価、理論誤差

i-Constructionの推進によってUAV搭載型レーザスキャナ(以降,UAVレーザ)で取得される点群の活用が広がっている.2018年3月国土地理院公開の『UAV搭載型レーザスキャナを用いた公共測量マニュアル(案)』では,多様な機材の組み合わせが考慮された製品仕様による精度管理方法が示されている.これまで筆者らは汎用型と測量用の2つのレーザスキャナの精度に関する性能を評価して報告した.しかし,それらは点群の幾何に基づく統計情報の評価であり,機器の性能に応じた期待値(理論誤差)と比較しなかった。そこで本稿では,理論誤差を導出してUAVレーザの精度に関する基礎的な考察を行った.

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