[IV-115] 自転車振動モデルを用いた路面評価の適用性に関する研究
自転車走行環境を改善するうえで走行時の快適性に関わる路面平坦性の評価は重要であると考えられる.そこで本研究では,自転車からみた路面評価手法を構築するため,新たに自転車振動モデルを開発し,その再現性検証を行う.また,乗り心地に対する振動特性の把握を目的とする.加振実験により,2自由度系の自転車振動モデルを開発し,実道路面を適用した場合,10Hz~30Hzで高い再現性を持つことが明らかとなった.また,体感評価実験により自転車の乗り心地は10Hz~30Hz付近の振動が影響していることが示された.この二つの結果から,開発したモデルは路面評価に適用できることが明らかとなった.
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