令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第IV部門

交通調査

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 IV-2 (幸町北4号館 432講義室)

座長:日下部 貴彦(東京大学)

[IV-120] 都市内におけるETC2.0プローブ情報取得件数の偏りに対する影響分析

*後藤 梓1、牧 佑奈1、小木曽 俊夫1、池田 裕二1 (1. 国土交通省国土技術政策総合研究所)

キーワード:ETC2.0プローブ情報、路側機、車載器、相関係数

ETC2.0プローブ情報を用いた交通流動分析などを行う際には,情報の取得件数によって交通量が代表可能であることが重要である.しかしながら,ETC2.0プローブ情報は車載器に蓄積され路側機で収集されるという特性から,取得件数に路線や区間による偏りが存在する可能性がある.そこで本稿では,このような量的代表性の評価指標としてETC2.0プローブ情報の取得件数と交通量の相関係数を定義し,車載器普及率の違う時期や路側機が追加された前後の時期を比較することで,車載器普及率や路側機追加が及ぼす影響について分析した.その結果,車載器や路側機の増加が量的代表性の向上に必ずしも寄与しない場合があることがわかった.

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